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企業研究をしよう!番外編

突撃企業インタビュー

就活アドバイザー平野真理子の突撃インタビュー

取材者紹介/(株)アドプランナー 平野 真理子 氏
高校・専門学校・大学・商工会議所・新聞社等での就活講座の講師、 キャリアカウンセラーとして活躍。企業の声を知り尽くして いるからこそできる「就活セミナー講師」や「カウンセリング」 を実施し、自己分析、企業研究、説明会の活用法、エントリー シート対策、面接対策、グループディスカッション対策、面接 対策など年間100本以上の講演・セミナー講師を務める。 Ameba Blogにて「就活の味方」として就職活動生を応援する ブログを書いており、2011年5月22日付人事ブログランキング 1位、就活ブログランキング2位の実績あり。

【Vol.9】株式会社クスハラ自動車

2016年4月18日更新

こんにちは。今回、「突撃企業インタビュー」第9弾として訪問させていただいたのは、 株式会社クスハラ自動車様です。

新車・未使用車から中古車まで、お客様の様々なニーズにお応えできるよう、本社に併設される県下最大級で全天候型の大型展示場(写真)には、常時200台以上の展示車をそろえています。全メーカーの車販売はもちろん、自動車買取、自動車整備・車検・板金、損害保険代理店、レンタカー事業など、お客様の快適なカーライフをお手伝いする「クルマの総合ショップ」を運営されていらっしゃいます。

今回は、業務執行役員 営業部長の榊原 稔様にお話をお聞きしました。

聞き手:いきなりで恐縮ですが、これだけの車が整然と並んでいる光景は、なかなか見られないですね。壮観ですね。

榊原部長:ありがとうございます。この展示場には常時およそ200~250台くらい展示しています。実は、数年前までは300台くらい展示してあったのですが、お客様にゆったりじっくりと車をご覧いただけるよう、少し余裕を持たせたかったので今の台数にさせてもらっています。

聞き手:なるほど。雨にも濡れませんし、お客様にとってよりよい車選びができるように、ということなのですね。それでもこれだけの数があると悩んでしまいますね。

榊原部長:ご来店いただいたお客様は自由にご覧いただけますが、基本的にはスタッフが声をかけさせていただいて、お探しの車種や年式、走行距離や主な使用目的などをお聞きしています。そのご希望にかないそうな車種をイメージして展示場内をご案内しているので、ひたすら展示場内を歩き回らなくてもご案内できるんですよ。

聞き手:すごいですね!スタッフの皆さんは、どこにどの車があるかを把握してらっしゃるのですね。お客様も安心ですね。
それでは、改めてお伺いしますが、御社の事業の特徴やこだわりなどについてお教えいただけますか?

榊原部長:はい。当社は約30年前に、創業者である先代社長が車好きだったこともあり、独立を決意して中古車販売を始めたのが事業のスタートです。当時は社会的にも「中古車よりも新車」という趣向が強かったので簡単ではなかったのですが、コツコツと地域のお客様を増やしながら、その後新車の販売も手掛けられるように社長自らが動き、事業拡大を進めてきました。そのほかにも過去の事実を振り返ると、ポイントとなるタイミングで的確な判断が素早くできる経営者と、それらを実行する従業員のフットワークとチームワークが良いことが当社の強みと言えるかもしれませんね。

聞き手:経営トップのリーダーシップとスタッフの皆様のチームワークで事業拡大を遂げてこられたのですね。事業拡大のポイントとなったその他のエピソードも興味深いですね。

榊原部長:そうですね、一気に事業が拡大したきっかけといえば、2000年に軽自動車の「未使用車の販売」を開始したことでしょうか。これで新車・未使用車・中古車と、あらゆるお客様の要望に応えられる体制ができました。当時、未使用車というカテゴリーはお客様のニーズに合致して、今でも当社の事業を支える大きな柱になっているんですよ。

聞き手:なるほど、新しいマーケットを取り込むことにも積極的でいらっしゃるのですね。

榊原部長:お客様の様々なニーズに応えるために一生懸命考えたら、新しい事業やサービスが必要だった、ということなんでしょうね。全メーカーの車を扱えることや車検対応の整備工場を併設していること、買い取り事業やレンタカー事業、そして保険の代理業などの各種サービスを提供できることで、クルマをお買い上げいただいた後も安心して当社に任せていただけると思うのです。これからも必要に応じて新しいことには積極的に挑戦したいと考えています。

聞き手:すべてはお客様のニーズに応えるため、なんですね。よくわかりました。 車に関して幅広いサービスを展開する御社では、どのような人材を求めていらっしゃるのですか?

榊原部長:まず、自動車に関する知識は必要ありません。事業内容から車が好きでないといけないと思われがちですが、好きであればいうことありませんが、それも必須ではありません。当社では、人と関わることが好きで喜んでもらうことが好き、という方のほうが活躍できる会社だと思っています。若いスタッフには、何事にも素直に前向きな姿勢で取り組み、自分の成長のため勉強できる人であってほしいと話しています。

聞き手:お客様のニーズに応え続けてきた御社では、自動車への興味よりも人への興味の方が必要ということですね。そういった方々の成長をサポートするために、人材育成や教育について会社としての方針などはありますか?

榊原部長:方針というと大げさかもしれませんが、「人として成長できる」会社でありたいと考えています。

聞き手:人として、ですか?

榊原部長:そうです。自動車に関するあらゆるサービスを扱っていますが、車を販売したり修理や整備をしたりするスキルよりも、人間性を磨いていってもらいたいと思うのです。他にもたくさんの自動車販売店がありますから、会社は展示場や工場などの設備を整え、お客様にご来店いただくために様々なアピールをします。そして当社を選んでいただいたお客様に、「この人から買いたい!」と思っていただくことが大切なのです。
車に関する知識や情報は会社として豊富にそろえているわけですから、それ以外の部分でお客様に選んでもらえる人になっていってほしいですね。

聞き手:先ほど自分のために勉強してほしい、とおっしゃっていたのはそういうことだったのですね。

榊原部長:とはいえ、研修制度は整えています。具体的には、入社後2日間の新人研修と5日間の車検受付研修を行っています。これらの研修では、あくまで基本的な知識やスキルを身につけていただきますが、その後のOJTなどでは学んだマニュアルにとらわれることなく、お客様一人ひとりに応じた柔軟な対応ができるようになることを目的に丁寧な指導をしています。

聞き手:なるほど、研修制度も設けていらっしゃるのですね。お客様の目線で、お客様の満足のために考えて行動するための現場指導も大切にしていることがわかりますね。

榊原部長:そうなんです。月1回の全体会議の場では、各種勉強会を開いたり、新しいサービスのためのディスカッションをしたりしています。そういった場で検討されたアイディアのうち、例えばキッズコーナーを一新すべきという意見に対しては、計画と予算を組んで買い出しから実際の作業までを任せて実施しました。それがご来店されるお子様たちにとても好評なんですよ。

聞き手:現場からの若い人たちの意見も大切にされていて、素敵なエピソードですね。

榊原部長:若いスタッフたちが、お客様に満足していただくことを真剣に考えて、形にしていくことができる。彼らがチャレンジしたいと思える、失敗できる環境は無くしたくないですね。

聞き手:若手に限らずスタッフ全員に会社への提案のチャンスが与えられる、オープンな社風なんですね。 それでは最後に、今後のことについてお話しいただけますか?

榊原部長:2014年に現社長の楠原貴光が、先代社長から事業を引き継ぎました。現社長は33歳と若く、バイタリティにあふれています。先代が築き上げた信頼と実績を大切にして本業としての各種サービスを拡充し、お客様満足のための従業員満足度もアップさせていきたいと考えています。同時に新しいことにも積極的にチャレンジしたいと考えており、現在は鈴鹿市を中心に事業を展開中ですが、四日市・津への出店計画も進行中です。
また、社内の仕組みや制度の見直しにも取り組んでいます。若い経営者ですから、今後のクスハラ自動車を一緒に支えてくれる若い人材の登用にも前向きで、そういった意味でもチャンスの多い会社と言えるかもしれませんね。

自動車販売からアフターサービスはもちろん、快適なカーライフを実現するための事業を幅広く展開し、その人材育成にも一貫して顧客満足の獲得を追求している株式会社クスハラ自動車様。30年の歴史を基礎に、若い経営者を支える経営陣と従業員の皆さんの一体感も感じさせていただきました。
経営参加も可能なオープンな社風があり、社長を中心に若い人材が育つ、成長できる会社であり続けられるような取り組みを実践されていることや、新しい計画も進行中であることなど、チャレンジできる環境があることにとてもワクワクしました。クスハラ自動車様のこれからに期待したいと思います。

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