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企業研究をしよう!番外編

突撃企業インタビュー

就活アドバイザー平野真理子の突撃インタビュー

取材者紹介/(株)アドプランナー 平野 真理子 氏
高校・専門学校・大学・商工会議所・新聞社等での就活講座の講師、 キャリアカウンセラーとして活躍。企業の声を知り尽くして いるからこそできる「就活セミナー講師」や「カウンセリング」 を実施し、自己分析、企業研究、説明会の活用法、エントリー シート対策、面接対策、グループディスカッション対策、面接 対策など年間100本以上の講演・セミナー講師を務める。 Ameba Blogにて「就活の味方」として就職活動生を応援する ブログを書いており、2011年5月22日付人事ブログランキング 1位、就活ブログランキング2位の実績あり。

【Vol.6】株式会社誠文社

2014年3月28日更新

就活アドバイザーの平野真理子です。こんにちは。
「突撃企業インタビュー」第6弾として、今回訪問させていただいたのは、株式会社誠文社様。
誠文社様は、四日市に本社を構え、三重県内に5ヶ所の営業所、浜松、埼玉に各1ヶ所ずつの営業所を展開していらっしゃる商社です!
今回は、代表取締役社長でいらっしゃる西村信博様に、「どんな事業をされていらっしゃるのか」「どんな人材が活躍できるのか」などたっぷりお話をお伺いしてきました。

西村社長は、現在42歳という若手経営者。どんな想いをもっていらっしゃるのか、根掘り葉掘りお聞きしました!

平野:商社である御社ですが、どのような事業を展開されているのか教えていただけますでしょうか?

西村社長:はい、弊社では主に3つの事業を展開しています。
1つ目が、ファシリティ事業(家具・内装工事・ICT【情報通信技術】機器)。2つ目が、物流事業(荷役【物品の輸送・保管の際の積みおろし、倉庫への仕分け等】・保管・搬送)。3つ目が、什器(じゅうき)類の新規販売から改装工事まで担う事業を行なっています。

※什器とは、店舗やショールームなどにおいて商品やカタログなどを陳列・設置するための器具・器材。

平野:3つの事業をされているのですね!
具体的に、各事業部ではどんなことをされているのか教えていただけますでしょうか?まず、ファシリティ事業とはどんなことをされていらっしゃるのでしょうか?

西村社長:法人企業や病院、銀行、大学、公共機関などを中心に、オフィスに関わる文具~机、椅子、収納庫、また内装工事までのプランニング・デザイン・施工管理をしたり、情報通信システムの提案・メンテナンスなどを行なっていますよ。
例えば、平野さん、コチラを見てください。オフィス内の会議室(写真左)や図書館(写真右)の空間づくりにも関わっているんですよ。

 

平野:へぇー、こういった机や椅子を作っているメーカーから仕入れ、組み合わせて、御社が空間づくりをしているんですね!

西村社長:そうなんです。例えば、オフィスでいえば、「そこで働く人が働きやすい」レイアウトを常に意識しているんですよ。実は、私たちの仕事って、企業の課題を解決することも出来る面白みのある仕事なんです。

平野:えっ?課題解決ですか?

西村社長:例えば、「うちの会社、社員のコミュニケーションが活発じゃなくて・・・もっと社員同士の関わりを増やしたいんだけど」という課題をお持ちの企業様 には、「あえてゴミ箱を1つにすることで、必然的に顔を合わせる場を増やし、会話量を増やしていく」というレイアウトにすることがあるんです。

平野:わぁ~、面白いですね!!まさに空間をデザインする仕事という感じがしますね。
では、2つ目の物流事業では、具体的にどんなことをされていらっしゃるのでしょうか?

西村社長:メインは自動車のパーツなのですが、そのパーツを運ぶための台車を作っているのが、物流事業です。 例えば、コチラのように、

  

1つ1つのパーツごとに、それを傷つけないために、そしてより効率的に運べるように、オリジナルの専用台車を作っているんです。

平野:1つ1つのパーツごとにですか?自動車の種類って、ものすごくたくさんあると思うのですが、車種が違うとそのパーツも違ってくるのかなと思うのですが・・・

西村社長:そうなんです。新車が出るたびに変わるんです。

平野:社長、この台車って、製造期間はどれくらいかかるのですか?

西村社長:大体2週間~1ヶ月くらいですかね。自動車は発売日にあわせて、全て作っていかなくてはいけないので、納期はかなり大事になってきます。 最近では、できるだけ早い段階で、台車の作成にかかれるようにと、自動車の設計図の段階で、「こういったパーツを運びたい」というお話をいただくことも多々あります。未発表のことに携わるわけですから、機密保持なども重要になってくるんですよ。

平野:社長、気になることがありまして、御社は商社だと思うのですが、先ほど、「台車を作る」とおっしゃられていたと思うのですが・・・

西村社長:いい点に気付きましたね。実は、物流事業では、「株式会社セキナンメタルワーク」というメーカー機能の関連会社との連携を行なっているんですよ。

平野:そうなんですね!メーカー機能を持つことで、誠文社様ならではの提案やオリジナリティも発揮できそうですね。
最後に3つ目の什器(じゅうき)類の新規販売から改装工事まで担う事業はいかがでしょうか?

西村社長:こちらでは、マックスバリュ中部様(三重、愛知、岐阜、滋賀)を中心に、店舗やショッピングセンターの陳列棚などの販売、納品をしています。

平野:私たちが手にする商品が置かれている棚などは、御社が収めていらっしゃるんですね!
3つの事業の内容をお聞きして、幅広さを感じたのですが、活躍する人材(求める人材)も、事業ごとに異なってくるのでしょうか?

西村社長:そうですね、違いますね。活躍している人材の特徴をお伝えすると、ファシリティ事業では、「雑談の好きな人、話の引き出しをもっている人、聞くことが得意 な人」。物流事業では、「自動車が好きな人、模型が好きなど細かい作業が好きな人」。店舗の事業では、「職人かたぎな人、気合いのある人」ですかね。

平野:事業によって結構違うんですね!!やはり、仕事内容や仕事の進め方が違うからですか?

西村社長:そうなんです。そもそも、弊社の営業は、基本的に既存顧客に対する深堀営業や紹介などによる新規営業なんです。学生の皆さんがイメージするような飛び込み営業などではないんです。
3つの事業共に、共通しているのは、"お客様のご要望に対して「できない」と言わない"ということなんですよね。その基本の上に、それぞれの事業が成り 立っているのですが、例えば、ファシリティ事業では、よくお客様から仕事以外の相談をされることもあるんです。例えば、「今度うちでパーティをするから、 お土産の"バームクーヘン"を探して欲しいんだけど・・・」とか。

平野:お土産の相談までもですか!!

西村社長:そうなんですよ!でも、そういった全てのことに丁寧にお応えしているからこそ、「何か困ったことがあれば、誠文社さんに」と声をかけていただけるんです。それから、実はこの事業では「女性の営業」にも活躍して欲しいとも思っているんですよ。

平野:女性営業ですか?

西村社長:最近は、女性が非常に社会で活躍していますよね。特にオフィスで1日の多くを過ごされるのは、女性ですよね。女性のお客様とオフィス内の用品やレイアウト などの打ち合わせをすることも多々あるんです。同じ女性だからこそ、気づかない部分に気付くことができたり、共感できたり、女性ならではの物腰の柔らかさ などを活かすことができるんです。

平野:私も同じ女性として、女性が活躍できるフィールドがあるって、すごく嬉しいです。

平野:最後に、社長が社員の皆さんに「大切にして欲しい」と思われていることは何でしょうか?

西村社長:"誠実であること"と"視野を広くもって欲しい"ということですね。社名の「誠文社」の「誠」の字にも現れていますが、まずは「誠実であって欲しい」、そ う思っています。"視野を広く"というのは、例えばですが、オフィス家具というのは、ヨーロッパが非常に歴史が長いんです。その文化や歴史に触れてもらう ことで、広い視野をもってもらい、またそれをお客様に伝えて欲しいと思っているんです。

平野:オフィス家具のことをヨーロッパを通じて学ぶとは、具体的にどのようなことがあるのでしょうか?

西村社長:弊社ではドイツやスイスなど、ヨーロッパでの海外研修を2年に1回取り入れているんです!

平野:ヨーロッパ!!

西村社長:「行きたい」と手を挙げた社員が、ドイツで行われているオフィス家具の見本市に参加したり、Vitra(ビトラ)というスイスの家具メーカーのショールー ムや工場見学をしたり、様々な建築物を見たりという1週間ほどの研修に参加できるんです。私も含め、これまで参加した社員を見ていると、「大きく考え方が 変わる」貴重な機会なんですよね。
今から3年前に、入社3年目の社員が2人参加したのですが、帰国後、目に見えて、仕事に対する姿に変化が現れたんです。機会はどんどん提供していくので、ぜひそれを活用してもらえたらと思っています。

と、語ってくださった西村社長。
社長の今後のビジョンは、2つ。
地元三重を基軸にしながら、関東へ事業展開を進めていくことと、物流事業でもっているメーカー機能を、ファシリティ事業にも取り入れていきたいとのこと。
商社でありながら、お客様の声に、さらにお応えしていくためにも、「メーカー機能を持つ」という変化を遂げる誠文社様。

5月には、今回訪問させていただいた本社のリニューアルも行われるそう。
新卒採用で男女問わず、元気な新入社員を迎え、より社内の活性化につなげていきたい!とおっしゃっていました。
異なる3つの事業のお話を聞くものの、その根底には、「誠実であること」をひしひしと感じることができました。

この「誠実さ」を大切にしながら、どんな「変化」を遂げていかれるのか、とても楽しみです。

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