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企業研究をしよう!番外編

突撃企業インタビュー

就活アドバイザー平野真理子の突撃インタビュー

取材者紹介/(株)アドプランナー 平野 真理子 氏
高校・専門学校・大学・商工会議所・新聞社等での就活講座の講師、 キャリアカウンセラーとして活躍。企業の声を知り尽くして いるからこそできる「就活セミナー講師」や「カウンセリング」 を実施し、自己分析、企業研究、説明会の活用法、エントリー シート対策、面接対策、グループディスカッション対策、面接 対策など年間100本以上の講演・セミナー講師を務める。 Ameba Blogにて「就活の味方」として就職活動生を応援する ブログを書いており、2011年5月22日付人事ブログランキング 1位、就活ブログランキング2位の実績あり。

【Vol.1】四日市合成株式会社

2013年3月22日更新

はじめまして。就活アドバイザーの平野真理子です。この記事では、三重県の優良企業様に私、平野が足を運び、なかなか普段知ることのできない、企業の想いをお伝えしていきます。

「就活アドバイザーの平野真理子の突撃企業インタビュー!!」第一弾として、今回、訪問させていただいたのは、
コチラの企業様↓
四日市合成株式会社

四日市合成様は、石油化学工業製品を原料とするファインケミカル(各種化学製品)の製造・加工および販売をされている企業。コレだけ見ると、少し難しそうと感じるかもしれませんが、実は、私たちの身近な商品に、この四日市合成様の製品が関わっているんですよ!!例えば、学生の皆さんが日常で使用する「ボディソープ」や「洗剤」「化粧品」「スマートフォン」などにも使用されているんです。

そんな四日市合成様。 今回、なんと社長自らが、インタビューに対応してくださいました。 お話いただいたのは、取締役社長でいらっしゃる 和泉裕之様。
とても笑顔が素敵で、フランクな社長。
早速インタビュー、スタート!!

●御社の強みは?

平野:現在、設立54年という御社ですが、長い間お客様から愛されてきた理由、つまり御社の強みとなる特徴は、どういったものなのでしょうか?

和泉社長:そうですね、大きく2つあります。1つは、「大手企業が参入できないニッチな分野を極めているということ」。もう1つは、「品質における優位性」です。

平野:ニッチな分野というのは、具体的にはどういうものでしょうか?

和泉社長:弊社では、年間の生産量が最大でも3,000トン程度までの製品を得意としているんです。年間の生産量が数トンというものにも対応できるんですよ。というのも、多品種少量生産に適した技術や生産システムを持っているからなんです。

平野:大手が参入してこない市場で、機能や用途ごとに少量の製品にも対応できる! ということが御社の強みになっているんですね! 2つ目の「品質における優位性」というのは、どういったことなんでしょうか?

和泉社長:「良い品質のものを提供しよう」という気持ちを全社員が持っていることですかね。 そのためにも、環境(プラント)の整備を徹底しています。実はその裏付けとして、"海外に生産・販売拠点をもつ大手取引先メーカーさん"が毎年1回、半年間開催されている『グローバルテクノスクール』という社内研修があるんですが、その研修に参加されている世界各国のフォアマン(職長)40人くらいが、バスで、弊社まで来て、弊社のプラントを見学するというコースがあるくらいなんです。

平野:へぇー、研修の一環に含まれているんですね!! そこまでとなると、プラントをキレイに保つのも大変だと思うんですが、何か取り組まれている工夫などあるのでしょうか?

和泉社長:「PM活動」という取り組みをしているんですよ。

平野:「PM活動」ですか?

和泉社長:そうです。「PM」とは、プロダクティブ メンテナンスの略です。 つまり、プラントを磨き、掃除をし、CHECKをするんです。それによって、キレイになるだけでなく、安全面も品質面もよくなるんですよね。

また、テクノスクールの見学は1年に一回なので、継続するためにも、実は、月一回、会社の経営層が3人1組になって、全てのプラントに足を運び、自らの目で「汚れはないか」「整理整頓はされているか」など些細な部分も含め、CHECKし、改善につなげているんです。

平野:経営者自ら!! ということは、社長もですか?

和泉社長:もちろんです! 環境を改善することが、安全性や品質の向上につながっていくんですよね。また、良い品質のものを提供することが、ゆくゆくは弊社の社員の幸せにもつながっていくと思うんです。

●社員の皆さんに対して大切にしていることは?

平野:社長は、一緒に働いている社員の皆さんに対して、どんなことを大切にしていらっしゃるのでしょうか?

和泉社長:平野さん、ちょっとコチラに来てもらってもいいですか?と社長が、指し示した先には、額に入った「方針」がズラリ!!

和泉社長:当社が社会に存在しなければならない理由がこちらの理念にかかれています。

<四日市合成・理念>
■ファインケミカル合成技術を磨き、お客様に満足いただける魅力ある製品を効率よく、スピーディーに提供いたします。
■創意に基づく価値の創造によって、地域と世界の人々に貢献します。
■地球環境との共生と安全の徹底を図りつつ、公正で透明な事業活動を行うことにより、社会的責任を果たします。
■私たちの夢の実現に向け、互いを尊重し、自らを革新し続けることによって、 活力を持った職場をつくります。
それからここに、「安全」「品質」「環境」の各方針がありますが、実は2012年の7月に一番左にある「人財育成方針」を加えたんです。

平野:「人財育成方針」ですか!「財」という漢字を用いられているんですね。

和泉社長:"人は資産"、つまり「財産」だと考えているんです。 会社がどんな大きなビジョンを掲げても、仕事をするのは「人」ですよね。 「人」が伸びていかなければ、ビジョンや目標は達成できない。 だから、弊社では焦らず、じっくり時間をかけて各人を育成することによって、戦力になって欲しいと思っているんです。

平野:焦らず、じっくりですか!!

和泉社長:そうです!
私もそうですが、人って、どうしてこれを学習しなければならないか1つ1つが腑に落ちてこそ、学習し成長すると思うんです。もちろん、納期は守らなくてはならないし、スピードも必要ですが、「教育」においては、1つ1つの仕事を腑に落とし、しっかりと納得して進めて欲しいんです。
人は、腑に落ちてこそ、新しい経験ができ、そこに、その人の「変化」や「成長」があると思うんです。 すとんと腑に落とすのが私やマネージメントの仕事というわけです。

そう、熱く語ってくださった和泉社長。
「人」が育った先のビジョンとしては、「国際展開」も考えているとのこと。
この四日市合成株式会社から、"世界で通用するような技術を持った人"、"幅広いカルチャーを持った人"が飛び立ってくれることを信じていると、 想いを伝えてくださいました!!
そして、多くの社員の皆さんがライフスタイルに合わせたり、より研究開発に集中できるように「フレックスタイム制度」を活用されているそうです。実はこの制度も、そうした人財育成の一環として導入されたそうですよ。
また、学生さん向けの会社説明会では、四日市合成様の素晴らしいプラントの見学も実際にできるとか!!
地元四日市に根ざした優良企業が、これからどんな人財と共に、どんな展開をされるのかとても楽しみです。
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