三重就職NAVI

2025

就活ガイド

履歴書

細部にも気を抜かないで

たかが履歴書、されど履歴書。例えば、印鑑の押し方や写真の貼り方など、人事の方は実に細かいところまで、あなたの履歴書の仕上がり具合を見ています。印鑑がゆがんでいたり、写真の糊がはみ出していたとしたら、それが社会人になったときのあなたの「仕事」ぶりだと判断されてしまうからです。

記入時の注意

筆記用具は、黒のボールペンか万年筆を使いますが、万年筆の方が、文字が均一に書けたり、筆記用具としても高級感があるため好印象なようです。インクの色は青色でも可とされている場合もあるようですが、黒の方が一般的です。字が下手だからといってパソコンを使うのは、マナー違反。下手でも丁寧に書くことが大切です。また、間違えた時に修正液を使うのもやめましょう。面倒でも最初から書き直します。

印鑑

印鑑は、朱肉を使って押すタイプのものを用います。スタンプ式のもの(シャチハタ)は不可です。印鑑を押すときは、文字が傾いていないか、朱肉がかすれていないかなどの点に気をつけましょう。また朱肉がしっかり乾いてから折ったり、封筒に入れるようにしましょう。

なお、書類作成といえば、最後に印鑑を押して書類を完成させるイメージですが、履歴書に限っていえば、印鑑は最初に押してしまう方がいいでしょう。苦労して書いた履歴書が印鑑の押し方一つで、ただの紙くずに…ということもになりかねません。

証明写真

写真の写り方にもこだわりたいものです。履歴書を送った先の人が「会ってみたい」と、思うようないい表情の写真を選ぶようにしましょう。できれば、写真屋さんで姿勢や表情、髪の整い具合などを見てもらいながら撮影してもらうといいでしょう。また、万一写真が剥がれた時に備えて、写真の裏には、大学名や氏名を書いておきましょう。この時、糊で文字がにじまないように油性のペンを使うようにします。

送付時の注意

履歴書を書き上げて、封筒に入れる際は、封筒を開けたときに「履歴書」という文字が見えるように入れます。また、郵送の場合は「送付状」を同封することをおすすめします。送付状の書き方としては、A4の紙に、簡単な挨拶文、同封する書類の内容と枚数について記載します。パソコンでもかまいませんが、手書きの方が丁寧さと、相手企業に対する誠意が伝わります。